マグネチックスターラーの基礎知識2

マグネチックスターラーの構造

マグネチックスターラーの構造は、非常にシンプルです。

スターラー本体内には、円盤上にS極とN極のマグネットが配置され、これをモーターで回転させます。
スターラーの天板に載せたビーカー内にセットされた回転子が、本体内のマグネットの回転に追従することで、容器内の液体を撹拌させるという仕組みです。

先程の”マグネチックスターラーとは”にも触れましたとおり、溶液の粘度が高くなるとモーターの回転に回転子がついていく事ができなくなります。

高粘度液体を撹拌するには、

  • 強い回転を発生する動力
  • 回転を伝える磁力
  • 伝えられた回転で効果的に撹拌できる回転子

が必要になります。

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