マグネチックスターラーの構造
マグネチックスターラーの構造は、非常にシンプルです。
スターラー本体内には、円盤上にS極とN極のマグネットが配置され、これをモーターで回転させます。
スターラーの天板に載せたビーカー内にセットされた回転子が、本体内のマグネットの回転に追従することで、容器内の液体を撹拌させるという仕組みです。
先程の”マグネチックスターラーとは”にも触れましたとおり、溶液の粘度が高くなるとモーターの回転に回転子がついていく事ができなくなります。
高粘度液体を撹拌するには、
- 強い回転を発生する動力
- 回転を伝える磁力
- 伝えられた回転で効果的に撹拌できる回転子
が必要になります。